女性はわかるけど…

スカートって寒いですよね。北海道に大雪が降った時に、スカート姿の女子高生が傘をさして歩いていると、すごいな、と思います。 女性がおなかを冷やすのはよくありませんし、ミニースカートやへそだしルックというのは、女性の健康から考えて、よい恰好とは言えません。 流行する服装というのは、かなりの割合で、合理的な服装ではないのです。 合理的な服装というのは、つまり作業や労働に向いた服装です。 流行りの服というのは、あえてそんな合理性を否定する服で、そこに皆が面白みを感じるわけです。 動き辛い衣装で、寒かったり暑かったりするのに「おしゃれだから」と頑張ってしまうのはなぜなのでしょうか。 人間は「誰かを模倣したい」という欲求と、「集団と自分を区別したい」という要求の二つを持っています。 その二つをかなえてくれるのが、流行りのファッションを自分流にアレンジして着る、という行為なのです。 みんなと同じ格好をしていれば安心ですし、その中で自分だけのワンポイントや、オリジナルの着こなしをすれば、周りと区別することもできます。 日本人は特に、メイクや髪の色まで模倣したがる傾向が強く、安室奈美恵が一世を風靡すればみんなアムラーに、上戸彩がもてはやされればみんな上戸彩風に、と、こぞって有名人に似せたがる傾向があるようです。 それぞれ女性の顔には個性があるのですから、その個性を生かすメイクやファッションにすればいいのに、みんなおんなじように化粧してしまって、誰が誰やら区別がつかない、ということになってしまうこともあります。 もっとも、最近ではそういう風な大きなブームが起きることは、減ってきたような気はしますね。 個人的に、面白いなと思うのは、動物の世界ではどちらかというと派手な格好をするのはオスのほうが多いのに、人間の場合は女性のほうが華やかに着こなすことを好む傾向がある、ということです。 その差異を学者の人が研究したら、きっと面白い結果が出るのでしょうね。

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